【漫画】純金積立会社を比較!年間コストは972円でOK

中野貴利人
中野貴利人
株式会社ネットピコ 代表取締役

「ネット証券が最安値」

純金積立は月1,000円でできる金投資です 最大のメリットは毎日定額で買っていくため 価格変動リスクを低く抑えられることです 純金積立ができる会社は10~20社あり 年間コストに差があります 年間コストはネット証券が最安値です

「純金積立に分散投資」

ネット証券では主に次の3社が純金積立を扱っています すべての手続きがウェブで完結することもネット証券の強みです 総合ネット証券ですので 1つのアカウントで全資産を一元管理できます 金価格が下がったときにスポット購入で買い足すと利益を増えやすいです
  1. 長期投資では低コストが決め手
  2. 購入手数料と年会費以外も比較
  3. 大手でローコストな純金積立会社

長期投資では低コストが決め手

長期投資では低コストが決め手

1

月3,000円を積み立てたときの年間総コスト

純金積立は長期でお付き合いすることになるため、なるべく手数料が安い会社を選びたいです。ただ、年間総コストを意味する「毎月の購入手数料+年会費」には各社でバラつきがあります。

毎月の積み立て額を初心者でも始めやすい3,000円に設定したところ、年間総コストは最安値と最高値で5.3倍の差となりました。

会社名
昇順降順
毎月の購入手数料 年会費 年間総コスト
昇順降順
SBI証券 購入金額×2.16% 無料 777円
マネックス証券 購入金額×2.7% 無料 972円
楽天証券 購入金額×2.7% 無料 972円
田中貴金属工業 3,000~9,000円は3.5% 無料 1,260円
三菱マテリアル 1,000円ごとに25円 864円 1,764円
徳力本店 1,000円ごとに25円 1,080円 1,980円
岡藤商事 無料 3,240円※1 3,240円
石福金属興業 1カ月ごとに216円 1,080円 3,672円
岡安商事 購入金額×2.5% 3,240円 4,140円

※1 2年目以降は2,160円になります。

2

月1万円を積み立てたときの年間総コスト

次に月3,000円ではなく、顧客1人あたりの平均積立額である月1万円としたときの年間総コストです。多少順位が変わりますが、基本的にはネット証券が業界最安水準になります。

会社名 毎月の購入手数料 年会費 年間総コスト
SBI証券 購入金額×2.16% 無料 2,592円
田中貴金属工業 1万~3万円未満は2.5% 無料 3,000円
マネックス証券 購入金額×2.7% 無料 3,240円
楽天証券 購入金額×2.7% 無料 3,240円
岡藤商事 無料 3,240円※2 3,240円
石福金属興業 1カ月ごとに216円 1,080円 3,672円
三菱マテリアル 1,000円ごとに25円 864円 3,864円
徳力本店 1,000円ごとに25円 1,080円 4,080円
岡安商事 購入金額×2.5% 3,240円 6,240円

※2 2年目以降は2,160円になります。

超低金利の日本では貯金でお金は増えません。株やFXのような投資はリスクが高く、複雑なテクニックと高度なツールが必要です。その点、純金積立は毎月コツコツと純金を貯めていく、手間いらずの金融商品です。

マネックス証券楽天証券SBI証券では年会費が無料であるために、試しに口座開設をしてもOKですし、一時休止や中途解約もネット上ですぐにできるため、自分のタイミングで気軽に始めることができます。

購入手数料と年会費以外も比較

購入手数料と年会費以外も比較

年間総コストで比較

純金積立を始めるときに購入手数料と年会費が必要です。購入手数料は月々の純金を積み立てる場合にかかる料金であり、年会費は年初に支払う費用になります。現在、国内の純金積立会社では保管料が必要ないため、各社で差があるのは「購入手数料+年会費」の2点です。

すべての純金積立会社を比較すると、購入手数料は無料で年会費がかかる商社、年会費は無料で購入手数料がかかる楽天証券などのネット証券、購入手数料と年会費の両方が必要な溶解業者や鉱山会社といった3タイプがありますが、いずれにしてもネット証券が最安です。

月3,000円を積み立てる場合に他社競合と比較して、年間総コストが安い会社はSBI証券、マネックス証券、楽天証券でした。月1万円の積み立てでも総合ネット証券が業界最安水準です。

次いで気になる会社はCMで有名な田中貴金属工業です。しかしながら、田中貴金属工業は積み立て金額が月3,000円では若干割高です。

これは田中貴金属工業が積立金額で購入手数料を変えているためです。料率設定は「1,000~2,000円は5.0%、3,000~9,000円は3.5%、1万~3万円未満は2.5%、3万~5万円未満は2.0%、5万円以上は1.5%」となります。

積立金額が3万~5万円を超えたあたりからお得感が出て、特に5万円以上になると1.7%となり、極端に手数料が割安になりますが、逆に毎月1,000円や3,000円では割高感が拭えません。

保管方法で比較

純金の保管方法は多くの純金積立会社が消費寄託ですが、SBI証券、田中貴金属工業、石福金属興業などは特定保管としています。

消費寄託とは「お客様が積み立てた金地金の所有権を純金積立会社に移管して、お客様は返還を請求する権利を持つ」ことです。そのために純金積立会社が倒産したときはすべてが戻ってくる保証はなく、返還請求を行うことになります。

一方、特定保管であれば万が一、純金積立会社が潰れても全額保全されているため、積み立てた純金が100%戻ってきます。お客様の純金をしっかり守る特定保管であるがゆえに、多少の年会費が割高になることもあります。

ただし、1つの考え方として「上場しているなど資金が潤沢にある企業であれば、倒産するリスクが極めて小さいため、あえて消費寄託や特定保管は気にしない」ということもありです。

使いやすさで比較

必ずチェックしておきたい純金積立会社は、大手ネット証券のマネックス証券楽天証券SBI証券です。ネット売買の操作性や利便性、総合的なサポート力では上場企業グループのネット証券に分があります。

マネックス証券、楽天証券、SBI証券は金融商品に「国内株、海外株、投資信託、IPO、ETF、債券、FX、商品先物、REIT」などもあり、1つのアカウントですべて管理できます。

ポートフォリオで資産状況を把握しながら、それぞれの口座がつながっているために資金や資産の移管もスムーズですし、スマホツールやアプリの使いやすさもかなり優れています。また、プラチナや銀も積み立てられます。

2011年までは商社や貴金属会社のみが純金積立を取り扱っていましたが、2012年からネット証券が金融商品として手軽に売買できるように設計した結果、今ではネット証券のほうが多くの口座数を獲得しています。

スプレッドで比較

あと1点だけ考慮したい項目はスプレッドです。スプレッドとは「純金に存在する2つの価格の差」のことです。

例えば、私たちが純金を「1g=3,000円」で購入しても、売る場合は「1g=2,930円」になります。小売価格と買取価格の差は70円ということです。このスプレッドは為替や先物でも必ず発生する仕組みです。

ニュースでよく見る「1ドル=110.05~110.10円」という外国為替の表示も、買付価格が110.05円で、売付価格が110.10円という意味になります。

純金積立の場合はこのスプレッドが純金積立会社で若干の差があります。一覧表はスポット購入で比較などに掲載しました。

大手でローコストな純金積立会社

社名 マネックス証券
総合 4.6
評価
特徴
低コスト
少額取引
高機能
セミナー
始め方 公式サイトを見る
ポイント1

総合評価で他社をリード

年間総コストが業界最安水準の証券会社です。分析ツールや情報提供量、取扱商品などでも、オリコンの顧客満足度ランキングで常に上位を獲得しており、特にコールセンターの対応には定評があります。

ポイント2

あらゆる投資をサポート

1つのアカウントで「国内株式、海外株式、信用取引、IPO、投資信託、外貨建てMMF、債券、FX、先物・オプション、ETF、REIT」などが一括管理できるために資産が管理しやすく、多くのユーザーに支持されています。

ポイント3

手続きがウェブで完結

純金積立が合わなかったり、資金不足のときを考えると、途中で休止や解約がスムーズできるほうが安心です。その点でもマネックス証券は多くの手続きがウェブで完結できるため、非常に便利です。

マネックス証券

社名 楽天証券
総合 4.3
評価
特徴
低コスト
少額取引
高機能
セミナー
始め方 公式サイトを見る
ポイント1

総合口座で分散投資に便利

楽天証券では株、FX、投資信託、国債などに加え、純金積立も同一ユーザーで管理できるため、全体の資産が把握しやすく、別の証券会社へ資金移動するといった手間や費用がかかりません。

ポイント2

安心の楽天ブランド

楽天ブランドということでセキュリティは安心ですし、楽天証券の資産とお客様の資産は区分管理されているので、万が一、楽天証券が経営危機に陥っても、お客様の資産は100%守られます。

ポイント3

月1,000円から割安で積立

楽天証券は年間総コストが業界最安水準です。純金以外にプラチナや銀も扱っており、毎月1,000円から1,000円単位で積立ができます。申し込みから積立金額の指定もウェブで完結するため、使いやすさも抜群です。

社名 SBI証券
総合 4.6
評価
特徴
低コスト
少額取引
高機能
セミナー
始め方 公式サイトを見る
ポイント1

オリコン第1位を10回獲得

2016年のオリコン顧客満足度ランキングのネット証券部門にて、第1位を獲得しました。これで通算10度目の第1位獲得であり、特に取引手数料、取扱商品、資金感、取引のしやすさ、システムの安定性で評価されています。

ポイント2

口座数が380万口座を突破

SBI証券は380万口座(2017年3月時点)を超えて、大手ネット証券で第1位になりました。口座数の多さは「人気の高さ」を意味しますが、圧倒的な手数料の安さ、金融商品の豊富さ、画面の使いやすさが支持された結果です。

ポイント3

購入手数料が業界最安水準

月1,000円を積み立てたときの手数料は、純金積立のCMで有名なある会社では5%も取られますが、SBI証券は2.16%と半値以下で済みます。純金積立は長期で毎月積み立てる金融商品であるため、この差は大きいです。

SBI証券

初心者も安心できる純金積立会社

マネックス証券
マネックス証券
楽天証券
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公開日公開日 2017.08.03
更新日更新日 2017.12.06

著作・制作など

AUTHOR AND PEOPLE
中野貴利人
中野貴利人
原作・執筆・編集
株式会社ネットピコ代表取締役。今まで2,000以上の記事や漫画を投稿。過去の取材はメディア掲載履歴で紹介。
かすが龍。
かすが龍。
作画
イラストレーター兼漫画家。絵を描ける喜びを噛み締めながら日々生きています。LINEスタンプも製作中です。

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