複数の資産があるときはバランスシートで資産管理する

金銭出納帳とバランスシートで財産を管理する

金銭出納帳とバランスシートで財産を管理する

収入と支出のバランスを把握するために、金銭出納帳や家計簿を付けている人は多いです。最近ではスマホのアプリも活用できるようになりました。このような習慣は無駄な支出を減らす、つまりキャッシュフローを管理する上で非常な重要です。

現金の流れを把握できないと、仮に収入が増えたとしても支出も増えてしまい、一向に財産が残りません。年収1,000万円以上の世帯のうち約25%が貯蓄0円である理由も、ここにあります。なるべく、収入のうちにいくらかを貯金や投資に回したいです。

加えて、バランスシートで資産と負債の状態を把握します。バランスシートには資産と負債、それと「資産-負債=純資産」が載っています。現金の流れは金銭出納帳、現金の状態はバランスシートで管理しましょう。

例えば、毎月3万円ずつ、ボーナスで年30万円を貯金します。その結果、手元に330万円が残りました。これはシンプルであるためにバランスシートを使わなくても問題ありません。

(3万円×12カ月×5年)+(30万円×5年)=330万円

しかし「定期預金が月1万円、資産は自宅と自家用車、純金積立が毎月5,000円、株式投資が300万円、FXの証拠金に50万円、残りを預貯金、さらに住宅ローンが残り30年、奨学金の返済が残り12年」といった複雑なときにはバランスシートを使います。

資産
2,900万円
負債
2,600万円
預貯金
80万円
住宅ローン
2,500万円
定期預金
150万円
奨学金
100万円
居住用不動産
2,100万円
自動車
60万円
生命保険(解約金)
100万円
純金積立
60万円
株式投資
300万円
FX
50万円
純資産
300万円

各列の「万円」の横に「%」を追加して、割合を把握するとベターです。このバランスシートの項目を増やすと、企業でも使われる公式な「貸借対照表」となります。

バランスシートはある時点の資産と負債のバランスを示しているので、2010年、2011年、2012年と残していくと、どのくらい資産が増えて、負債が減ったかを記録できます。

一般的には「毎月や毎年いくらお金が出ていき、最大のいくらの損失しても問題ないか、3年後の収益はいくらになるか」などを簡単に予想できます。

日本人ができる個人資産の分類

収益性、安全性、換金性の全てに優れている金融商品はありませんが、資産運用の仕方を分けたり、運用期間をバラバラにすることでリスクは軽減できます。

先ほどのバランスシートのように、毎月口座から引かれる金額はノーリスクの定期預金とローリスクの純金積立、あとはFXによる短期トレード、株式投資で1~2年の中期運用、さらに投資信託による長期運用を加えても大丈夫です。

なるべく分散したほうがリスクは減らせます。日本ではネット証券にて手軽に購入できる金融商品がたくさんあります。同時にすべての金融商品の価値が下がることはないので、分散しておくと安心感が得られるでしょう。

その中で銀行の預金に期待することだけはやめましょう。定期預金に預けることは構いませんが、決して「増やそう」とは思わないことです。

銀行の定期預金は年利8%を超えることも珍しくなく、4,000万円の現金があれば年間320万円の利息が付き、それだけで食べていけました。しかし、現在の年利はその1/100以下です。いくら安全性が高くても、収益性がゼロに近いと意味がありません。

だからと言って、株式投資などに投資額を集中させることも、賢いとは言えません。確かに予想が当たれば大きな収益となりますが、それ以上に損害を被ることがよくあります。

今後は先進国REITや新興国株式、海外債券などの海外マネーをシフトすることも検討してみましょう。ネット証券の健全化によって、より身近な投資できる機会も増えました。

その中でもできたら安全性が高くて将来性も期待でき、収益もそこそこ望める金融商品に投資していきたいです。

そういう意味で純金積立は選択肢の1つに浮上します。前年比で2~3倍の申し込み数になるくらいに人気もありますし、長期的にはローリスクでありながらスポット購入も楽しめます。

貯金よりも断然に純金積立を推奨

大手貴金属店の店頭でも純金は購入できます。2009年や2012年などは金地金の売買が連日賑わいをみせて、売買高が前年の3倍以上になった年もありました。2013年1~3月期は円建ての金価格が上昇したことで、来客数は5倍になった店舗もあります。

以前の純金投資と言えば、長期保有が目的の高齢層が多かったのですが、最近では30~40代の若い層が中心です。

純金全体の価格が上昇傾向にあることが注目され、集中して売買しやすくなっているため、長期の純金積立と短期のスポット購入、さらに中長期で金ETFを併せることも一般的になりました。

ただ、短期の資産運用は機関投資家との勝負になるので、初心者には向いていません。やはり、毎月一定額ずつ純金を購入する純金積立のような長期投資がおすすめです。

毎月一定額であれば、価格が下がったときには多く買えて、価格が上がったときには少なく買えるので、全体的な購入単価を低く抑えることができるからです。これは投資に時間をかけたくない初心者から上級者までに有効な手法になります。

また、日本では貯金に偏ったように、みんなと足踏みを併せる習性があります。数年前の株式ブームにも見られるように、株式投資が流行っているときは株式に、外国為替を流行っていたらFXに流れやすいです。

これも間違いではないですが、その金融商品には旬がありますので、市場が成熟してしまうと利益率も下がりやすくなります。

その点、純金積立は増加傾向でありますが、これからの投資商品ですし、純金は供給源が減るにも関わらず、需要は高まる一方ですので、将来的な価格の上昇が期待できます。

ぜひ、自分の日々の金銭出納帳から投資資金を捻出して、毎年バランスシートと相談しながら資産運用を考えましょう。

ちなみに金銭出納帳は小遣い帳でも構いませんが、パソコンで管理する金銭出納帳、スマホの家計簿アプリ、ネット上の家計管理サービスが便利です。

一方、バランスシートはExcelや手帳で十分です。しっかりと自分の大切なお金を管理するだけで、お金は貯まりやすいです。

さらにレパートリーが豊富な金融商品から純金積立を含めた分散投資を選択することで、効率的な資産運用ができるでしょう。

初心者も安心できる純金積立会社

マネックス証券
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公開日公開日 2008.04.20
更新日更新日 2015.04.11

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純金積立コツコツ入門編集部
純金積立コツコツ入門編集部
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純金積立の基礎知識、専門用語、テクニックを徹底解説。純金積立会社の比較や金投資のノウハウも紹介しています。

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