会社員のための純金積立!銀行に預けていてはもったいない

純金積立のトータルコストを計算

純金積立のトータルコストを計算

月1万円を積み立てるときの購入手数料は、例えばマネックス証券では3,260円がかかります。これは年率2.7%に換算できます。すべての純金積立会社の年間総コストは【漫画】純金積立会社を比較!年間コストは972円でOKに載せました。

ただし、この数値は「1年間で2.7%以上、金価格が上昇し続けないと損をしてしまう」わけではありません。

確かに1年目はその計算で合っていますが、その1回だけにかかる費用です。純金積立ではどれだけ積み立てても保管料が0円であるため、何年後かに自分が決めたタイミングで売りたいときに、買ったときよりも2.7%以上上がっていれば得をする計算です。

また、2年目以降は「積立総額全体に対する手数料のパーセンテージが下がっていく」と考えることもできます。

例えば、積立総額が200万円を超えても、月1万円を積み立てたときの年間総コストは、マネックス証券では購入金額の2.7%のみですので、3,260円のままです。

つまり、積立総額全体に対する手数料のパーセンテージとしては「3,260円÷200万円=0.163%」にしかなりません。数年後に0.163%であれば上がっている可能性も高いです。

この「保管料=0円」の仕組みはかなりお得でしょう。通常、ゴールドバーなどの現物の純金を購入した場合、最悪の盗難リスクを回避するために銀行の貸金庫に預けますが、その貸金庫の料金でも年間1~2万円ほどかかってしまいます。

その点、純金積立は保管料などの維持費がかかりませんので、現物投資にかかる運用コストは低いわけです。

銀行に現金を預けると機会損失となる

純金積立を含めたローリスクな投資にすら興味を示さず、全資産を銀行に預ける人も多いです。

確かに銀行の普通預金や定期預金の利息は、銀行が潰れない限りは保証されていますが、金利が0.025%(2014年4月時点)のためにほとんど増えません。ノーリスクでもそれ以上に極限までのローリターンです。

一方、純金積立はここ数年間の販売量が倍々に伸びるほど、人気が出ています。安定的な金融所品である認識も広がりました。そのため、元本割れするリスクが多少あっても「銀行に預けておくほうが機会損失リスクになる」という考え方もできるほどです。

相当の資産がある場合は銀行の利息が収入となりますが、一般的に銀行の利息だけに価値を見出すには厳しいものがあります。

そもそも、日本にある銀行は人件費が異常に高く、効率的な資産運用ができる金融商品を提供している場所ではなく、基本的には生活に関わるお金を出し入れしやすい便利な機関です。

実は銀行の定期貯金では100万円を200万円にするまで2000年かかります。このような預貯金では到底達成できない値を「純金積立では期待できることが強み」とも言えます。

積み立てた純金の満期を想定

よく「純金積立にはどのくらい資金が必要ですか」という質問を受けることがあります。他にも「毎月どのくらいの額を積み立てに割り当てたほうがいいですか」など、他人の投資スタイルは気になりやすいです。

ある企業の統計では純金積立の平均投資額は月1万円でした。1カ月あたり1万円の積み立てを10年間続けたとき、仮に金価格がプラスマイナスの増減なしだったら、120万円が貯まります。

これが金価格の1年間の平均上昇率が120%になると、同じく月1万円を10年間続けるときは144万円にも達します。

10年間で「144万-120万=22万円」は「少ない」と思う人もいますが、銀行に預けていた場合は年利0.1%未満ですので、10年間でも1万円のプラスにもなりません。

そう考えると20倍以上の利益が貰えます。さらに1カ月あたり1万円ではなく、2万、3万円と増やしていけば、利益も比例します。

また、2000~2009年は金価格の上昇率が8年間で300%を超えました。これは少し特別に思えますが、前年度比では「2010年で118%、2011年で118%、2012年で106%」と着実に推移しており、それくらい「伸び代がある」とも言えます。

よく「新社会人になったら、毎月2万円ずつ貯金していく」人がいますが、それを少しでも純金積立にシフトできると、分散投資が完成します。仮に月2万円の純金積立を40年間続け、金価格の平均上昇率が120%を超えた場合は1,152万円にもなります。

また、満期時に発生する利益に対する税金については、純金積立の利益に税金で紹介しましたが、利益が20万円以下なら申告の必要はありません。それ以上の場合にのみ確定申告をします。

銀行の利息は常時20%の税金が引かれていますので、それと比較すると純金積立のほうが有利でしょう。銀行の利息と金価格の上昇率を考えると、純金積立をおすすめできます。

1kgのゴールドバーで積立額を受け取る

純金積立を満期で解約する場合は、受け取りを純金か現金で選ぶことができますが、純金を小額受取にした場合は手数料がかかるので要注意です。

大抵の販売会社では、500g未満の純金を加工するために「スモールバーチャージ」という費用がかかります。10gや100gの加工では数千円を支払いますので、できたら500g以上、2014年4月時点の換算で215万円以上貯まってから引き出したほうが得します。

現金で受け取る場合も銀行の定期解約と違い、即日引き出せるわけではなく、取扱会社によって異なりますが数日かかります。

また、純金積立は金価格が下がることが最大のリスクです。このリスクを想定して、念のため「10%くらいは下がっても問題ない」と思えるくらいの資金を注入したほうが安心です。

あくまで純金積立も投資ですので、余剰資金であるほど下落による不安は軽減されます。金価格が下がったときこそ、同じ金額で多く買えるチャンスですので、途中で焦って解約してしまうほうがもったいないです。

一方、このような多少のデメリットよりも、今まで貯金0円の人が「貯蓄ができるようになった」との嬉しい声が聞かれます。

純金積立は自動的に毎月引き落とされていくので、ストレスフリーで意識せずともお金が貯まることになります。長期的な視点で資産を運用することができて、非常に継続しやすい投資です。

月々の積み立てる金額は任意ですので「その値がいい」という裏付けはありませんが、貯金と同様に「無理をしないこと」と「リスクも想定すること」は大切です。満期額は目的を絡めた上で満足がいく額に設定することがポイントでしょう。

初心者も安心できる純金積立会社

マネックス証券
マネックス証券
楽天証券
本サイトでは専門性と倫理観に裏付けられた情報を掲載するように努めておりますが、内容の一部に誤りがあるなどのご指摘はお問い合わせより随時承っております。
公開日公開日 2008.04.20
更新日更新日 2017.09.23

著作・制作など

AUTHOR AND PEOPLE
純金積立コツコツ入門編集部
純金積立コツコツ入門編集部
執筆・編集
純金積立の基礎知識、専門用語、テクニックを徹底解説。純金積立会社の比較や金投資のノウハウも紹介しています。

関連する記事

RELATED ARTICLES
スポット購入で積極的投資!みんなが売却したときに買う
スポット購入で積極的投資!みんなが売却したときに買う
純金積立は基本的にプロの投資家がいない市場であり、卓越した知識が当てにならない世界でもあります。プロの投資家は「金投資はリスク分散の1つ...
2000年以降は上昇トレンド!金価格は400%以上にアップ
2000年以降は上昇トレンド!金価格は400%以上にアップ
これから純金積立を始める方は、今後の金価格の動きを予測したいです。ちなみに過去の瞬間最高値は1980年の「1g=6,945円」であり、瞬間最安値...
【漫画】純金積立で金投資!毎月コツコツ貯めるメリットとは?
【漫画】純金積立で金投資!毎月コツコツ貯めるメリットとは?
純金は単なる金融商品の1つではなく、それ自体に利用価値がある物質です。例えば、2000年時点の純金の需要は宝飾品が3,000トンあり、全体の80%...
金限日取引(東京ゴールドスポット100) - FXのように売買できる
金限日取引(東京ゴールドスポット100) - FXのように売買できる
今までの金投資は金地金や金貨を一括購入したり、純金積立で毎月少額ずつ買うなど、現物を取引することが一般的でした。それが金価格に連動する金...