二番底が来る来ないと騒がれるように、2010年になっても尾を引いているサブプライムショックは投資家の資産を大きく減らしました。
しかし、2008年に金に投資した資産家は利益を得ています。2009年1月に2,642円だった金価格は、2010年6月時点で3,694円にまで伸びました。経済が不安定なときに金価格が上昇する証拠と言えます。
現在は欧米を中心に世界全体に金融不安が広がり、実物資産である金が見直される厳しい状態です。金はそれ自体に価値があり、世界中で通了する確かな資産になるでしょう。
その金価格は生産状況などの内部要因と、取り巻く経済動向の外部要因の2つで決まります。
いずれは原油と同様に枯渇する金ですが、2010年時点では金の供給量は年間2,500トンと安定しているので、現在の急上昇は間違いなく外部要因によるところが大きいです。
金は全ての経済指標に連動するため、金価格を上昇させている「外部要因がわかれば、世界経済がわかる」と言ってもいいくらい密接につながっています。
2010年ではドルやユーロなどの通貨売りによる資産の流出が目立ちました。「ドルはダメ、ユーロはもっとダメ、消去法で日本円が上昇」と同じく、金に資金が流入しました。
金価格が下がる理由が見当たらない中、上がる理由は他にも3つあります。原油価格が高騰、中国とインドでの需要の高まり、年金基金による金購入の動きです。
あえて、金価格が下がる理由を述べると、現在3,500円オーバーで急激に値がアップしてきたので、一旦、冷え込む可能性があることと、それと同時に世界経済がいい加減に回復傾向に向かえば、金価格は300円程度は下がるかもしれません。
金鉱脈の金は30年で枯渇する
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