1年5ヵ月ぶりにプラチナが高値

シンペイの金投資ブログ

2010年01月12日1年5ヵ月ぶりにプラチナが高値

2010年年明け早々にプラチナの国際価格が、2008年8月以来の高値をつけました。ニューヨーク先物ではプラチナが「1トロオンス=1,530ドル」超えです。

ちなみに2009年1月は「1トロオンス=995ドル」でしたので、1年間で1.5倍以上も伸びました。

プラチナの主用途である自動車排ガス触媒向けの需要が上向いていること、米国でプラチナETFが上昇して投資需要が拡大するとの見通しから、買いが膨らみました。

過去1ヵ月間のプラチナの上昇率は6%にもなり、金の-4%を上回っています。国際価格の上昇の影響で、東京工業品取引所でもプラチナ先物が前日比65円高の「1g=4,552円」に上昇し、リーマンショックにあたる1年5ヶ月前の水準にまで戻りました。

それにしてもプラチナの需要拡大は凄まじいです。中国とインドを中心に自動車の販売が急増しているせいですが、裏側では投機マネーの影響が大きく、自動車会社などの実経済への打撃が懸念されます。

大量の資金が流入されて、荒れに荒れた金と比較して、今度はプラチナがターゲットになるということです。当分は堅調に推移されるでしょうが、労働者の賃上げなどで生産コストが上昇傾向にあり、さらに価格が釣り上がらないかが心配です。

プラチナ以外でもパラジウムやマグネシウムの金属も、中国の原料高などを背景に上昇しています。

また、田中貴金属工業では2009年の純金積立の新規加入者数も、前年比で23%増になったことで、金やプラチナなどの商品が、分散投資の手段として個人投資家にも受け入れられていることがわかりました。

為替レートが安定せずに、株式投資にも期待を持てないことから、現物に人気が集まるのも納得がいきます。