金地金
純金積立とは違って、実際に純金の現物を購入する方法です。
一般的に5、10、20、50、100、200、300、500g、1kgのゴールドバーを純金販売業者で売買します。地金商、鉱山会社、銀行、証券会社、商社といった具合に、純金積立よりも取り扱っている業者が多いです。
500g未満の地金には加工手数料がかかるために、基本的には500g以上をまとめて購入します。1kgの純金になると、購入単価は2008年時点で350万円以上になります。
金貨
オーストラリア政府のカンガルー金貨、カナダ政府のメイプルリーフ金貨、米国政府のアメリカンイーグル金貨、オーストリア政府のウィーン金貨などが発行しているゴールドコインを購入する方法です。
重さは「1oz(トロイオンス)=約31.1035g」で量られ、1oz、1/2oz、1/4oz、1/10ozの4種類あります。
発行されている金貨には既に鋳造コストが売買時に上乗せされているために、加工手数料がかかりません。500g未満では金地金よりも割安な場合が多いです。
純金工芸品
一流の金工芸作家の手により、ひとつひとつ丹念に作りあげられた18~24金製の工芸品を購入する方法です。
純金の仏壇、七福神像、干支、おりんなど、取扱業者によって、その商品のレパートリーが異なります。
金価格に加工料がかかるために少々割高ですが、美術品としての価値が付加されるために、工芸品として人気のある純金です。
金先物取引
レバレッジ効果により、少ない資金でより多くの純金を得られる方法です。
基本的に金を取り扱うのは変わりませんが、その額が数十倍~数百倍以上になり、また売買期限が定められているのが特徴です。
積極的な投資家が好機を判断して、ハイリスクでハイリターンの取引で行う投資になります。
金鉱株ファンド
純金に投資するのではなく、金鉱株やその関連銘柄を対象とした投資信託です。
金鉱株は純金よりも値動きが激しいため、金価格が上昇した場合はより大きく値上がりする傾向にありますが、金価格の下落した場合は大きく値下がりするリスクもあります。
金連動ETF
これも金鉱株ファンド同様に純金に投資するのではなく、金価格に連動する社債などの有価証券に投資する投資信託です。
日本の金価格はロンドンにおける1oz当たりの米ドル建ての金価格に、円換算為替レートを乗じて得た額を、1gに換算して算出します。
この算出された金額で指定した量の純金が自分のモノであるという証明書が有価証券であり、この有価証券に信用取引などで投資することができます。
金現物の投資と比べると、やはり、純金積立は月々1,000円から手軽に始められる投資に思えます。定期預金の変わりに定期純金と例えるほうがわかりやすいかもしれません。
実際には1,000円分の金を買うわけでなく、純金積立取扱業者が所有している金のうち、1,000円分の所有権を買い取ることになります。
1,000円分の純金を毎月コツコツ積み立てていき、金価格が上がれば、投資した額以上の金額が手元に残ります。
ある程度まとまった金額が揃ったら、本物の純金と交換することも可能ですし、金貨やジュエリーと交換することもできます。
投資方法も数種類あり、有名なのは「ドルコスト平均法」と「スポット購入」の2つです。
ドルコスト平均法は値動きのある純金を毎日少しずつ購入し、小額から着実に積み立てを行う、身近な金投資です。価格変動のリスクを分散する方法でもあります。
一方、スポット購入は金価格が下がったと判断できる場合に、比較的に多く購入する金投資です。
この両方の方法はほとんどの純金積立取扱業者が扱っていますが、年会費や購入手数料、保管料と同様に無料であったり、有料であったり、まちまちになります。
2009年に価格が上昇した理由
金価格はどう動くの?