金CFD - 純金・銀・プラチナ・パラジウムに投資できる

金CFDの基本データ

総合 3.0点3.0
評価
必要資金 1万円~(2016年3月時点)
購入先

あらゆる商品を少ない金額で気軽に売買できる

あらゆる商品を少ない金額で気軽に売買できる

金CFDのCFDとは「差金決済取引」という意味です。これは実際の商品を受け渡すことなく、売買で発生した価格差である「差金」のみを「決済」する「取引」です。

例えば、原油を「1バレル=70ドル」で買って、2日後に71ドルで売ったとします。このとき、私たちは70ドルを支払う必要はなく、71ドルを受け取る流れもありません。差額である1ドルを受け取るだけで済みます。

本来、原油を買った場合、その原油を手にする日に代金を支払うことが基本ですが、投資の世界では実際に原油そのものを手にしたいと思っている人は1%もいません。私たちも自宅に原油が届いたらかなり困るわけです。

つまり、本当に商品の売買は行いますが、決済は売買した差額のみで処理していきます。この資金調達に対する高い利便性がCFDの特徴です。

また、仮に原油を買ったまま1年間放置しても、原油が貰えるわけではありません。私たちが原油を買ったと同時に、誰かが原油を売っているので、それを証券会社がコントロールすることで差金決済取引をしています。

証券会社内で売買は完結しており、イメージとしては原油を購入できる権利を売り買いしていると考えても構いません。

このCFDではさまざま商品を売買できます。日経平均やNYダウなどのメジャーな株価指数だけではなく、イギリス、上海、インドにも投資できます。ディズニー、Amazon、ボーイングなどの個別銘柄も取引対象です。

外国為替を売買するFXも差金決済取引であり、CFDの一種です。商品では原油、コーン、大豆もCFDとして、私たちも手軽に売買できます。

その中でも多くの証券会社でも取り扱っているCFDが金CFDです。実際の純金の延べ棒では400万~500万円が必要ですが、金CFDでは10万円程度です。しかも、レバレッジが使えるため、数万円でも取引ができます。

金CFDを購入するメリットとデメリット

10個ある金CFDのメリットと魅力

  1. 金CFDの購入手数料を0円に設定している証券会社が多いです。
  2. レバレッジを利用すると、資金は数万円に抑えることもできます。
  3. 最大20倍のレバレッジでハイリターンを狙うことも可能です。
  4. 24時間で売買ができ、売りから始めることも一般的です。
  5. 株式投資やFXのようにネット上で取引できます。
  6. 現物取引の金地金とは違って、保管や盗難のリスクがありません。
  7. 先進国の景況感が悪化した場合でも、逆に価格が上がりやすいです。
  8. 金CFDは株や債券のように価値がゼロにはなりません。
  9. 証券会社で購入できるので、投資情報が管理しやすいです。
  10. 金CFDを管理する証券会社が倒産しても、資産は保護されます。

9個ある金CFDの注意点やリスク

  1. 買値と売値の価格差であるスプレッドが発生します。
  2. スプレッドは証券会社の実質的な手数料です。
  3. レバレッジはハイリターンであると同時にハイリスクです。
  4. 金CFDではマイナスのスワップポイントが発生することがあります。
  5. 先進国の景気が改善すると、価格が下がりやすいです。
  6. 流動性が低い金CFDは、売りたくても売れないときがあります。
  7. 株式投資のような配当や優待は付きません。
  8. 現物と交換できないタイプ金CFDは、倒産リスクがあります。
  9. 金CFDは雑所得で扱うため、株よりも税率が増えやすいです。

金CFDで最も気をつけたいリスクはレバレッジです。レバレッジは証券会社に証拠金という資金を預けることで、その証拠金の最大20倍まで取引ができる仕組みです。

例えば、証拠金を500万円準備して、レバレッジを20倍に設定すれば、1億円分の金CFDを取引ができます。

証拠金500万円×レバレッジ20倍=1億円分

しかし、実際に動かしている金額は1億円分です。仮に金CFDが1年後に10%上昇すれば、1億円は1億1,000万円になるため、500万円で1,000万円を稼ぐことができます。これは年利200%に相当します。

逆に金CFDが1年後に-10%に下落してしまうと、1億円は9,000万円になり、元本以上の1,000万円を損する可能性があります。

そこで証券会社は元本以上に損をさせないために、一定レベルまで下落をしたらマージンコールという警告を出し、さらに元本が50%まで減った時点でロスカットという強制決済を発動するような仕組みを採用しています。

いずれにしてもレバレッジを高くするほどハイリスクハイリターンになることには要注意です。そのため、初心者の場合はレバレッジを高くても5倍程度に抑えることが一般的です。

また、レバレッジを1倍に設定すれば、レバレッジを使っていないことと同じであるため、特にリスクが増えるわけではありません。

金CFDを含めた4大貴金属に注目をする

CFDでは金CFD以外にもプラチナCFD、銀CFD、パラジウムCFDも取り扱っており、それぞれ産出国や使用産業が異なるために値動きに差が出ます。

例えば、先進国の景気が悪化したり、株式投資や為替相場が不安定になると、投資マネーが純金に流れるために金CFDの価格が上がりやすいです。安全資産である純金の強みが増してくるわけです。

しかし、その流れで新興国の輸出が伸び悩むと、自動車などに使われるプラチナの需要が下がるため、プラチナCFDは逆に値下がりします。

銀CFDも銀貨の鋳造数が増えた米国で在庫不足になって急騰したり、パラジウムCFDは中間所得層が増えた新興国で宝飾品の需要が高まり、プラチナの代替金属として扱われるようになってから、底堅く上昇トレンドを描いていたりもします。

銀CFDとパラジウムCFDは値動きが激しいために長期的な投資には不向きですが、具体的な経済動向を原因とする値動きを予測することにおもしろみがあり、短期的な利益を狙いたい投資家に人気があります。

CFDでは産出国の社会情勢も重要です。2014年1月に南アフリカ共和国でストライキが起きるとプラチナの生産量が減って、プラチナ価格が上がりました。2014年9月にストライキが終結するまで価格は乱高下します。

2014年4月にはウクライナ紛争の影響でロシア産のパラジウムの供給量が減って、パラジウム価格が値上がりしました。そのため、各貴金属における産出国や使途を把握しておくこと、需要と供給のバランスによる値動きが読みやすくなります。

名称 供給 需要
金CFD 中国
オーストラリア
アメリカ合衆国
ロシア
南アフリカ共和国
  • 投資
  • 中国による買い入れ
  • インドによる買い入れ
  • 宝飾品
  • スマホなどの電子部品
プラチナCFD 南アフリカ共和国
ロシア
ジンバブエ
カナダ /
アメリカ合衆国
  • 自動車の排ガス浄化用触媒
  • 点火プラグや排気センサー
  • 燃料電池
  • 宝飾品
  • 石油精製
銀CFD メキシコ
中国
ペルー
オーストラリア
ロシア
  • 太陽電池
  • スマートフォン
  • 宝飾品
  • 銀貨
  • 食器
パラジウムCFD ロシア
南アフリカ共和国
アメリカ合衆国
カナダ /
ジンバブエ
  • 自動車の排ガス浄化用触媒
  • 電気工業用の合金
  • 電子工業用の合金
  • 歯科治療用の合金
  • 宝飾品

また、金CFDを取り扱っている証券会社は数社に限られています。その中でも大手ではDMM.com証券GMOクリック証券などが割安なスプレッド、24時間の電話サポート、完全信託保全で有名です。

初心者も安心できる純金積立会社

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公開日公開日 2015.02.11
更新日更新日 2016.04.18
執筆者Kirito Nakano

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