純金積立 - 不信の時代に初心者でも気軽にできる金投資

純金積立の基本データ

総合 4.4点4.4
評価
必要資金 毎月1,000~3,000円(2016年3月時点)
購入先

初心者や忙しい人に最適な金投資

初心者や忙しい人に最適な金投資

貴金属投資とは刻々と価格が変動する金融商品です。価格変動の要因は多岐にわたり、買い時と売り時を個人が判別することは容易ではありません。

株式投資と同様に買った翌日に上がることもあれば、下がってしまうこともあります。この価格変動に付いていくことはプロの仕事であり、ましてや初心者がまとめて金地金などを購入することは、リスクが大きすぎます。

そこで考案された金投資が、毎日一定額で継続して買っていく積立型の貴金属商品である「純金積立」です。

最大のメリットはドルコスト平均法という常に一定の金額を購入する方法が有効であることです。あらかじめ買う金額が決まっているため、価格が安い日には多く購入でき、価格が高い日には少なく購入します。日々の価格変動リスクを小さくしながら、平均購入単価を割安にしてくれます。

純金積立は月々1,000~3,000円から始められますし、1度登録をすれば自動引き落としにより手間がかからない買い方であることから、性別や年齢を超えて幅広い層から支持を集めています。

金価格は「長期的に上昇する」とされていますが、値動きをつかみにくい初心者や忙しい人も、気軽にコツコツと始められる純金積立は、長期投資に向いている金融商品になります。

純金積立を購入するメリットとデメリット

12個ある純金積立のメリットと魅力

  1. 月々1,000~3,000円といったわずかな金額で始められます。
  2. 最初に金額を設定すれば、あとは自動的に積み立てられます。
  3. ドルコスト平均法で購入するため、価格変動リスクが抑えられます。
  4. 少ない金額で投資ができるため、分散投資の1つにできます。
  5. 現在の金価格に関わらず、継続することで利益が得やすいです。
  6. 金地金などとは違い、保管料を支払わなくて済みます。
  7. 世界規模の経済危機や有事が発生すると、価格が上昇しやすいです。
  8. 純金積立は株や債券のように紙くずになる心配がありません。
  9. 円建てで購入しているため、円安で価値が上がりやすいです。
  10. 純金積立を運営する会社が倒産しても、資産が保護されます。
  11. 積み立てが満期を迎えた場合、直接金地金に交換できます。
  12. 5年以上保有すると、利益に対する税金が50%に下がります。

5個ある純金積立の注意点やリスク

  1. 購入手数料や年会費など、売買額の1~5%のコストが発生します。
  2. 世界的な好景気が続くと、価格が下がりやすいです。
  3. 円建てで購入しているため、円高による為替リスクがあります。
  4. 配当や優待、利息は一切発生しません。
  5. 売却時の金価格が平均積立額よりも低く、損をすることもあります。

純金積立以外には、プラチナ積立や銀積立がありますが、これらは特徴がかなり異なります。シンプルに区分すると、価格変動が少なくローリスク・ローリターンである貴金属が純金、価格変動が大きくハイリスク・ハイリターンがプラチナと銀になります。

つまり、純金は金融リスクと経済リスクに強い資産として、株式投資やFXなどと一緒に分散投資先として購入したり、定期預金は金利が低すぎるために代替品としてローリスクな純金積立を始める人が多いです。

一方、プラチナは産出量の70%以上が南アフリカに頼っているため、南アフリカでデモや騒動が起こるたびに、プラチナ価格が急上昇したり、主な用途が工業製品であるため、世界的な不況で工業製品の製造量が落ちるたび、プラチナ価格が急降下したりします。

2012年時点における純金の採掘量は約175,000トン、年間生産量は2,861トンですが、プラチナの採掘量は約6,500トン、年間生産量は175トンしかないことも、価格変動が大きくなる要因になっています。

銀は産出地域が世界各国に広がっていて、年間生産量も純金の10倍以上であるために、流動性には優れていますが、銀の用途の50%以上が工業用であるために、世界経済の動きに左右されやすい特徴があります。

少額から自動で積み立てられることが決め手

三浦莉奈さん 28歳 女性 ウェブデザイナー

私は今、純金積立を5年以上続けています。以前から投資に興味があったのですが、株式投資やFXで損をしている友人が多く、手が出せませんでした。そこで投資と貯金の間である純金積立を始めました。

純金積立の存在を知ったきっかけは「純金積立コツコツ、プラチナ積立コツコツ」というCMを見たことがきっかけです。ただ、いろいろと調べてからどの業者を使うかを決めたため、今使っている業者はそのCMのスポンサーである田中貴金属工業ではありません。

実際に始めようと考えるまでその存在すら知らなかった純金積立ですが、調べてみるといろいろと自分にとっては都合が良い条件が重なっていることがわかりました。

  1. 毎月自動的に一定額の積み立てで純金投資ができます。
  2. 純金積立会社で異なりますが、毎月の積立額は少額でもOKです。
  3. 積み立てたお金で購入した純金は、無料で業者が保管してくれます。

当時はあまりまとまったお金がなかったので、とにかく少額からでも始められるということが、自分にとっては最も大きなメリットになりました。

金投資をすること自体には元々、興味がありました。恐らく今後もずっと無価値にはならないであろう純金を、自分の資産として保有できることは一種の安心感に繋がっています。

毎月の積立額は少なくしようと思えば、業者次第では1,000円程度からでも可能ですが、私はあえて少し高めの毎月2万円を積み立てています。

毎月2万円はあまり楽な金額ではないですが、将来のための投資、むしろ貯金として捉えてみると、そこまで大きな金額ではありません。

また、積立額をあまりに少額にすると、購入手数料が割高になってしまうことも大きな理由です。積み立ての手数料は業者によって違いますが、3,000円や5,000円のような少額の積立額である場合、手数料が5%程度になるところもあり、長期的な投資を考えるとあまり賢い投資方法とは言えません。

私がリサーチした限りでは田中貴金属工業などは、毎月の積立額が1万円未満になると購入手数料が2倍以上に増えてしまいました。一方、マネックス証券楽天証券は積立額が月3,000円でも購入手数料が一定であるため、この2社は初心者でも使いやすいと思いました。

いずれにしても長期的な資産形成を考えると、多少はきつくても1万円以上を投資したほうが、私は「将来的に役に立つ」と考えています。

私の場合、5年以上続けているので、ある程度のまとまった金額になってきました。現在は「毎月2万円×5年間=120万円」が投資金額ですが、金価格が上がっているため、実際は130万円程度の価値になっています。

純金積立の場合、金価格が急騰したときはドルコスト平均法で少量しか購入できないですし、急落したときはドルコスト平均法で大量に購入するため、手持ちの金価格は平均的な水準に収まります。そのため、ローリスク・ローリターンな代わりに、大儲けや大損もしないといった特徴があります。

ただし、120万円を銀行の定期預金にした場合は5年間で数千円の利息にしかなりませんので、10万円以上も得をした純金積立はローリスク・ローリターンでも、しっかりとした実績を残してくれています。

私は将来のための投資として純金積立をやっているので、今後も10年、20年と続けていくつもりです。金価格の動向もちゃんとウォッチしておき、今後も金価格が上がる傾向にあるような場合は、スポット購入で追加投資をすることも視野に入れていこうと考えています。

純金積立の購入手数料を比較

毎月一定額を投資することが魅力の純金積立では会社を選ぶポイントがあります。特に比較したい項目は「年間総コスト、スプレッド、使いやすさ」の3つです。

主要6社を比較した次の表にある「年間総コスト」は、1カ月に1万円を積み立てた場合にかかる1年間の費用を表しています。

年間総コスト=(毎月の購入手数料×12カ月)+年会費

毎月の購入手数料がある代わりに年会費が無料になるなど、会社ごとにコスト体系が異なるため、年間総コストで比較するとわかりやすいです。

会社名 毎月の購入手数料 年会費 年間総コスト
マネックス証券 購入金額×2.7% 無料 3,240円
楽天証券 購入金額×2.7% 無料 3,240円
徳力本店 1,000円ごとに25円 1,080円 4,080円
石福金属興業 1カ月ごとに216円 1,080円 3,672円
三菱マテリアル 1,000円ごとに25円 864円 3,864円

また、資金管理や売買設定などの使いやすさも特に初心者には欠かせない特徴です。例えば、マネックス証券楽天証券は株式投資、FX、投資信託なども扱う総合ネット証券であるために全資産をポートフォリオで一元管理できますし、資金をスムーズに移動できるため、A評価の使いやすさです。

初心者も安心できる純金積立会社

マネックス証券
マネックス証券
楽天証券
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公開日公開日 2014.08.17
更新日更新日 2016.03.25
執筆者Kirito Nakano

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