純金積立の目的は銀行に眠らせている貯金を投資に回し、購入時より金銭的な価値を増やすことです。
限りある純金の量に対して、装飾品や電子機器の欠かせない材料になっているため、需要と供給のバランスから価格が年々高まっているところに着目しています。
さらに先進国で長引いている不況から為替や株への資金が、金にシフトしています。投機マネーが金価格を押し上げてました。
これらの絶対的な純金の価値をバックボーンとし、形ある財産として残していくためにも、純金積立の経費は極力抑えたいです。
金は元本が割れる可能性もありながら、利息や配当金などが付きませんが、長期的には価格が上昇するので、長期間支払う手数料は無駄にしたくないです。
諸経費には毎月の購入手数料、年会費、保管料、スポット購入手数料、スプレッドなどがあります。例えば、東証一部上場のある純金積立取扱業者で月々1万円を積み立てるとします。
その業者では購入金額1,000円ごとに25円の購入手数料がかかりますので、毎月1万円では250円の購入手数料を払います。
1年間のトータルで3,000円です。これとは別に年会費が840円ほどかかります。合計で3,840円になりました。
さらに年数回はスポット購入をすることもあります。金価格が安いタイミングを狙って、年1回だけ3万円分を買ったとします。
ただ、この業者のスポット購入の手数料は無料ですので、追加費用は発生しないので、結局、合計3,840円は変わらず、1年間で15万円分の純金が購入できました。
これは投資額に対して2.56%の費用を支払ったことになりますので、少なくとも金価格が2.56%は上がらないと損をします。
ただし、この2.56%は1年間で上がらなければいけない値ではありません。既に購入した純金の保管料はどの業者も無料のため、1度購入した純金は満期までに2.56%上がれば得をするでしょう。
今度はエース交易と岡藤商事で算出してみました。エース交易では毎月の積立額が1万円以上ですと、手数料が1.7%と安くなります。毎月1万円の積立で170円の費用、スポット購入で3万円を追加しても、年2,550円の手数料しかかかりません。
一方、岡藤商事は購入手数料が無料ですので、いくら購入しても費用はかかりません。月1万円で年1回だけ3万円のスポット購入しても0円です。
ただし、岡藤商事は2,100円の年会費がかかります。同じく年間15万円分の純金を購入すると、費用が2,100円かかりました。これは投資額に対して1.4%の費用を支払ったことになります。
これによりエース交易のほうが岡藤商事よりも若干高いですが、エース交易は純金積立取扱業者の中では珍しい特定保管の会社にも関わらず、これだけ費用を抑えることができます。
大手の純金積立取扱業者の中では岡藤商事の値段設定がリーズナブルでしたが、特定保管を気にするのであれば、エース交易を選びたいです。詳しくは特定保管と消費寄託で比較でもクローズアップしています。
その中でも1gのスプレッドに関すると、岡藤商事は東京工業品取引所から直接買い付けを行っているため、純金の購入価格を競合他社より安く抑えられるところが決め手になったりもします。
実際の資料請求をしてみて、比較しながら選ぶとより間違いが少なくなるでしょう。資料請求はエース交易と岡藤商事のホームページから簡単にできます。
それとは別に、三貴商事から事業譲渡を受けたKOYO証券も抑えておきたいです。購入手数料が無料、年会費が1,500円だけ、スプレッドは30円と運用コストを意識しなくて済みそうです。
特定保管や消費寄託などの管理方法の違いは気しない方は、「会社が倒産する」や「純金が盗まれる」はないと考えています。
確かにその通りで、仮に業績が思わしくない場合でも、事前に察知して中途解約すれば問題ありません。そもそも、消費寄託の岡藤商事は東証一部上場の岡藤ホールディングス株式会社が親会社です。
純金積立だけではなく、1951年から貴金属地金をはじめ、とうもろこし、大豆、小麦などまで取り扱っている実績ある会社です。
特定保管のエース交易も大豆や繭糸などの輸出入業務から、くりっく365によるFX売買取引まで、売買高や純資産などで業界のトップクラスを維持する1971年設立の企業です。
何を基準に純金積立取扱業者を選ぶかは一個人の判断ではありますが、実績があり必要経費が安いに越したことはありませんが、気軽に始めてみたい方から、積極的にスポット購入をしたい方まで、利益を出すためには経費を抑えていきましょう。
私は調査のために、エース交易、KOYO証券、岡藤商事、田中貴金属などに資料請求をして、実際に口座まで開設しましたが、今のところエース交易で純金積立をしています。
純金積立のリアルな体験談
田中貴金属工業