購入手数料と年会費で比較!年間総コストが3~4倍も違う

純金積立にかかる2つの費用

純金積立にかかる2つの費用

純金積立を始めるときにかかる必要経費は購入手数料、年会費、保管料の合計値です。購入手数料は月々の純金を積み立てる場合にかかる料金です。年会費はそれとは別に年初に支払う費用になります。

現在、保管料がかかる純金積立会社はなくなったため、各社で差があるのは、この購入手数料と年会費の2点です。

例えば、購入手数料は無料で年会費がかかるKOYO証券、年会費は無料で購入手数料がかかる楽天証券、購入手数料と年会費の両方が必要でも価格設定は低めに抑えている石福金属興業といった3タイプがあります。

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月1万円を積み立てたときの年間総コスト

各社によって必要コストがバラつきがあるために「購入手数料+年会費=年間総コスト」として、一覧表で比較しました。年間総コストは顧客1人当たりの月額平均積立単価である1万円を想定して算出しています。

会社名 毎月の購入手数料 年会費 年間総コスト
岡藤商事 無料 2,160円
初年度は3,240円
2,160円
初年度は3,240円
田中貴金属工業 1万~3万円未満は2.5% 無料 3,000円
マネックス証券 購入金額×2.7% 無料 3,240円
楽天証券 購入金額×2.7% 無料 3,240円
石福金属興業 1カ月ごとに216円 1,080円 3,672円
三菱マテリアル 1,000円ごとに25円 864円 3,864円
徳力本店 1,000円ごとに25円 1,080円 4,080円
岡安商事 購入金額×2.5% 3,240円 6,240円
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月3,000円を積み立てたときの年間総コスト

次に月1万円ではなく、気軽に始められる月3,000円を積み立てる場合の手数料を計算してみました。月1万円と月3,000円の年間総コストを比較してみると安い順が変わりますし、最安値と最高値では3~4倍も違います。

会社名 毎月の購入手数料 年会費 年間総コスト
マネックス証券 購入金額×2.7% 無料 972円
楽天証券 購入金額×2.7% 無料 972円
田中貴金属工業 3,000~9,000円は3.5% 無料 1,260円
三菱マテリアル 1,000円ごとに25円 864円 1,764円
徳力本店 1,000円ごとに25円 1,080円 1,980円
岡藤商事 無料 2,160円
初年度は3,240円
2,160円
初年度は3,240円
石福金属興業 1カ月ごとに216円 1,080円 3,672円
岡安商事 購入金額×2.5% 3,240円 4,140円

補足情報では登録料として初年度のみ年会費が高くなる純金積立会社があります。上記の中では岡藤商事は3,240円を追加で徴収されます。

購入手数料と年会費で比較したおすすめの会社

月1万円を積み立てる場合に他社競合と比較して、年間総コストが安い会社は岡藤商事でした。月3,000円の積み立てですとマネックス証券や楽天証券が業界最安水準です。

次いで気になる会社はCMで有名な田中貴金属工業です。しかしながら、田中貴金属工業は積み立て金額が月3,000円では、若干割高です。

これは田中貴金属工業が購入手数料を積立金額で変えているためです。料率設定は「1,000~2,000円は5.0%、3,000~9,000円は3.5%、1万~3万円未満は2.5%、3万~5万円未満は2.0%、5万円以上は1.5%」となります。

積立金額が3万~5万円を超えたあたりからお得感が出て、特に5万円以上になると1.7%となり、極端に手数料が割安になりますが、逆に毎月1,000円や3,000円では割高感が拭えません。

一方、田中貴金属工業や石福金属興業の利点は、多くの純金積立会社が消費寄託のところ特定保管で提供していることです。お客様の純金をしっかり守る特定保管であるがゆえに、それなりの経費が必要となります。

消費寄託と特定保管の違いについては特定保管と消費寄託で比較に詳しく掲載していますが、特定保管であれば万が一、純金積立会社が潰れても全額保全されているので、積み立てたゴールドが100%戻ってきます。

さらに必ずチェックしておきたい純金積立会社が、大手ネット証券のマネックス証券楽天証券の2社です。ネット売買の操作性や利便性、サポート力では上場企業グループの証券会社に分があります。

購入手数料は月3,000円の積み立てなどで業界最安水準です。手数料は「購入金額×2.7%」で計算しますので、月3,000円では「3,000円×2.7%×12カ月=972円」となり、月4,000円でも「4,000円×2.7%×12カ月=1,296円」で、田中貴金属工業の1,260円よりも低いです。

また、マネックス証券と楽天証券は株、FX、投資積立などもあり、1つのアカウントですべての金融商品が管理できて、口座もつながっているため、使いやすさはかなり優れています。年会費も無料ですし、プラチナや銀も積み立てられます。

純金積立は2011年までは商社や貴金属会社のみでしたが、2012年ごろから大手ネット証券がが取り扱いをはじめ、口座数では逆転をしました。

あと1点だけ考慮したいコストはスプレッドです。スプレッドとは「純金に存在する2つの価格の差」のことです。

例えば、私たちが純金を「1g=3,000円」で購入しても、売る場合は「1g=2,930円」になります。小売価格と買取価格の差は70円ということです。このスプレッドは為替や先物でも必ず発生する仕組みです。

ニュースでよく見る「1ドル=110.05~110.10円」という外国為替の表示も、実は曖昧な値ではなく、買付価格が110.05円で、売付価格が110.10円という意味になります。

純金積立の場合はこのスプレッドが純金積立会社で大きく差があります。一覧表はスポット購入で比較などに掲載しましたが、業界最安水準は三菱マテリアルなどです。

また、掲載内容の更新は逐次行っておりますが、購入手数料や年会費、保管料に関しては変動する可能性があります。最新情報は各社の公式サイトをご確認ください。

初心者も安心できる純金積立会社

マネックス証券
マネックス証券
楽天証券
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公開日公開日 2008.04.12
更新日更新日 2016.03.24
執筆者Kirito Nakano

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