純金積立は基本的にプロがいない世界であり、卓越した知識が当てにならない世界でもあります。
サブプライムショックで世界的に低迷する株式市場では、プロのトレーダー、資産家は元より、銀行や証券会社さえも破綻してしまいました。
難を逃れた資産家は株式市場に見切りをつけ、投資していた資金を純金にシフトさせ始めます。
そのため、純金相場が急騰していきました。
世界だけではなく、国内でも純金やプラチナへの投資に注目が集まっています。
サラリーマンが行える純金の購入には純金積立、スポット購入、金先物取引の3つが主に挙げられます。
通常は当サイトでもおすすめしている純金積立ですが、残りの2つも組み合わせることによって、よりハイリスクハイリターンの味ある投資をすることができます。
スポット購入とは自分が好きなときに純金を購入する方法です。
普段から純金積立を行い、純金が安いと判断できるときにまとめて購入する方が多いです。
スポット購入に投資要素が強い例を紹介します。
4月2日に純金500gを1,535,000円で購入、翌4月3日に純金価格は約2.22%上がり1,569,000円で売却、差額34,000円の利益になります。
日経平均株価でも1日に1%上がると、大幅上昇となります。純金も平均すると微増ですが、1日単位では大きく変動することもあります。
変動しなかったたり、逆に下がってしまった場合は、短期投資から長期投資に切り替えて、そのまま純金積立に移行することもできます。
このように純金積立はその投資方法を変えることで、貯蓄と投資の二面性も垣間見ることができます。
スポット購入よりもさらに投資要素が強いのが金先物取引です。
先物取引とはある商品を将来の特定の日に、現時点で取り決めた価格で取引することを約束する契約です。
例えば、純金1kgを本日の価格3,200,000円で、20日後に購入する約束をします。20日後に値上がりしていれば、利益になります。
ここで注目したいのが、資金は3,200,000円分も用意しなくていいことです。
将来購入するという約束ですので、実際には買わずに証拠金である90,000円を預ければいいだけです。
仮に20日後に約2.81%上昇し、純金1kgが3,290,000円になった場合、わずか90,000円の証拠金に対して90,000円の利益、つまり100%の利益率になるのです。
あくまで証拠金ですので、預けた90,000円も100%戻ってきます。
ただし、逆に値下がりしてしまうと、証拠金は元より、大きく損をする可能性があります。
このようにわずかな資金で大きな資金を動かせる先物取引は、純金だけではなく、多くの投資マネーで使われているハイリスクハイリターンの投資方法です。
純金積立だけではなく、このような金融商品もあることを理解することで、視野が広がり、より自分に適した資産運用を見出せるでしょう。
次の失敗しないための7ヶ条の7つめでは、資産ポートフォリオを作成を紹介します。